【今さら聞けない!】ベイトロッドにスピニングリールは装着できる?1年間使用した結果、、
皆さんの中には、間違ってベイトロッドを購入してしまった、ベイトリールは難しいし、ベイトロッドの方がかっこいいからどうしてもセットで使いたいという方もいるはず。
安心してください。私もあえてベイトロッドとスピニングリールをセットで使用しています。今回は、そんなベイトロッドとスピニングリールをセットで使用できるのか否か、についてそれぞれの特徴を抑えつつ明らかにしていきます。
きっと、この記事に目を通していただければ、今までこのセットで使用していた方は、これまで気づかなかった問題点に気づくはず!🤩
- そもそもベイトとスピンニングの違いってなに?
- ベイトロッドにスピニングリールを装着して釣りはできるのか?
- ベイトロッドにスピニングリールを装着して釣りをする際の問題点
- 実際にベイトロッドにスピニングリールを付けて釣りをしてみた結果
- ベイトロッドにスピニングを付けてレッツ自己流のフィッシング!
そもそもベイトとスピンニングの違いってなに?
釣りの竿やリールと一口に言っても、竿やリールにも種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。中には、言葉は知っているが、詳しい特徴の違いはあまり理解できていないという方がいるはず。
そんな方は、本題に入る前に、ここでベイトとスピニングそれぞれの特徴や性能といった違いについて確認しておきましょう。
ベイトロッドとスピニングロッドの違い
まずは、「ベイトロッド」と「スピンニングロッド」の違いについて見ていきましょう。
ベイトロッドとは、その名の通り、ベイトリール用の釣り竿です。後ほど説明しますが、ベイトリールはスピニングリールのように投げる際の力点部分が無いので、竿本体にトリガーと呼ばれるものが付けられています。
トリガーってなに?
トリガーっていうのは、いわゆるキャストする際に竿が手からすっぽ抜けるのを防ぐための竿の部位のことを言うよ。これが無いと、竿ごとキャストしてしまうからね、、(笑)
さらに、通常のスピニングリールの場合、リールは竿の下に装着されますが、ベイトの場合竿の上に装着されます。
スピニングロッドの場合、持つ場所は竿のみですが、ベイトロッドの場合持つ場所が竿とリールとなるので、スピニングよりもベイトロッドの方が感度が高め!✨
ちなみに、スピニングロッドはキャストの飛距離が魅力とされていますが、それはウソ!!実は、ベイトロッドの方が遠くへ飛ばせる!
というのも、スピニングの場合ガイド(竿についている糸を通す場所)が下向きで、糸がらせん状に放出されるため、キャストした時にかかる抵抗が大きいんです。一方、ベイトロッドの場合、上にガイドがあり、巻きの方向的に一直線に糸が放出されるので、キャストする際糸がガイドに擦れることなく綺麗にかつ遠くへ飛んでくれます🎣
ベイトリールとスピニングリールの違い
続いて、ベイトリールとスピニングリールの違いについて確認していきましょう。両者の決定的な違いはやはり構造と見た目!
ベイトリールは見ての通り丸っこい形をしており、竿の上部に装着され、竿の根本(バット)から竿の中間(ベリー)まで力が伝わりやすく、スピニングリールのように先端までのパワー消費を抑えられるような構造になっています。
ただ、ベイトリールの場合使いこなすまでかなりの時間が必要ですし、使い始めの釣り人はバックラッシュと呼ばれる、リール内での糸の絡まりに悩まされるはず。(僕もはじめはかなり悩まされていましたし、バックラッシュの解消が面倒でした😂)
一方、スピニングリールは良くも悪くも普通のリール!バックラッシュなどが起きにくいので、初心者でも簡単に使いこなせますし、パワーのロストはあるものの、遠投も可能なので様々な場面で活躍してくれる優れもの!⭐
ベイトロッドにスピニングリールを装着して釣りはできるのか?
さて、本記事の本題である、ベイトロッドにスピニングリールを装着できるのかどうかですが、結論から言うと「一応使用はできる」という回答が正しいかと!
一般的には、NGとされていますし、釣具店でもおすすめはされないので、どうしてもこのスタイルで釣りをしたい方やもう購入して手遅れになった方はどうぞご安心ください😄
ただ、元々ベイトロッドとスピニングリールは異なる特徴を持ち合わせているので、いくつかの問題が生じてしまう可能性があります。
後ほど、このベイトロッドにスピニングリールを装着することで起こりうる問題についてご紹介していきますが、
実際に魚を釣ることはできますし、これからご紹介する問題点に関して特に気にしないのであれば、使用は可能です👍
ベイトロッドにスピニングリールを装着して釣りをする際の問題点
ここからは、どうしてもベイトロッドにスピニングリールを装着して釣りをしたいという方や私のように間違って購入してしまった方に向けて、
ベイトロッドにスピニングリールを取り付けて釣りをする際に起こりうる問題点をご紹介していきます。
問題点①飛距離が出ない可能性
スピニングロッドの場合、らせん状に放出される糸をより直線上に放出させるため、ガイドがバットの方から大きめに作られています。
一方、ベイトロッドの場合ベイトリールがそもそも一直線状に放出されるため、バットの方からガイド径が小さく作られています。
そんなガイドが小さいベイトロッドに、らせん上に放出されるスピンニングリールを付けてしまえば糸にかかるガイドによる抵抗がかなり高くなり、飛距離が出ない可能性が💦
より飛距離を出したいという方は、少々使い慣れるまでに時間はかかるものの、ベイトロッド×ベイトリールの組み合わせがおすすめ!
問題点②周りから白い目で見られる
通常であれば、ベイトロッド×スピンニングリールという組み合わせで釣りはせず、スピニングロッド×スピンニングリールもしくはベイトロッド×ベイトリールの組み合わせで釣りをします。
わざわざ問題点の多い組み合わせで釣りをする方もあまりいませんし、実際にその組み合わせで釣りをしていると、周囲の釣り人から「なにやってんだこの人」と白い目で見られてしまいます。
私自身、白い目で見られていたかどうかは分かりませんが、直接何かを言われたわけではないので、特に人の目を気にしない方はこのセットで釣りをしてみるのも良いかと👍
問題点③竿が折れる可能性
ベイトロッド及びスピニングロッドには、「スパイン」と呼ばれる曲げる最適な角度というのがそれぞれ決まっています。
もし、ベイトロッドにスピニングリールを付けて釣りをしてしまえば、本来曲がるべき方向とはあべこべの方向に曲がってしまうので、耐久力も落ち、竿本体が折れてしまう可能性があります💧
せっかく高いロッドを買っても、間違った使い方をしてしまい、竿を折ってしまっては元も子もありませんし、ここは大事を取って適切なセットで釣りをするのが賢明な判断でしょう💭
実際にベイトロッドにスピニングリールを付けて釣りをしてみた結果
実際にあえてベイトロッドにスピニングリールを付けて1年間ほど釣りをしてみた結果ですが、結論から言うと全く問題ない!
上の画像が私の愛用しているタックルですが、見ての通りベイトロッドにスピンニングリールを付けて釣りをしています。トリガーに指をひっかけていますが、案外感度が良く、安定性も高い✨
飛距離に関しても、平均的な距離は飛ばせていますし、何より50cmほどのサクラマスやアブラコがかかっても余裕余裕!
もしかしたら、周囲の方から「ダサッ、何あれ」と思われていたかもしれませんが、これが僕のスタイルであり、個人的にベイトロッド×スピンニングリールの見た目も好み😻
ベイトロッドにスピニングを付けてレッツ自己流のフィッシング!
構造的な面からみると、やはりベイトロッドにスピニングリールを付けると、いくつか問題はあるみたいです。しかし、個人的にはこの組み合わせでも充分使えていますし、今までこれといった問題はありませんでした😲
ただ、以下の問題点が構造からして起こりうるということを今一度確認し、リスクを最低限に抑えるよう、適切な組み合わせで釣りをすることをおすすめします!
・周囲の釣り人から白い目で見られる
・竿が折れる可能性
・飛距離が出ない
もし、どうしてもこの組み合わせで釣りをしたい、ベイトリールは使いたくない、という方は、竿の取り扱いに十分注意して使用してくださいね👍
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