皆さんは、最近なぜか釣果が渋くなってきた、なんだか以前よりもあたりの数が減ってきたと感じていませんか?その背景には、水温が高くなることにより魚が移動し、釣果が渋くなるという夏枯れが深く関係しているかもしれません。
今回は、そんな夏枯れのメカニズムや夏枯れ時期に釣れる魚とその魚を狙える好ポイントをご紹介していきます。本記事を一読していただければきっと、次の釣行では良い釣果があげられるはず!🎣
- 夏枯れとは?
- 夏枯れって本当にあるの?
- 夏枯れシーズンでも釣れる魚一覧
- 夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット5選
- 夏枯れ時期に釣れる魚と釣り場スポットまとめ
- 北海道のおすすめ釣り場スポット系ブログ
夏枯れとは?
最近夏の暑さが厳しいですが、そんな中釣り人がよく感じているのが、「夏枯れ🌞」
何も知らなければ「暑さで海が枯渇してしまうこと」や「客足が減ってしまうこと」などと勘違いしそうですが、
夏枯れとは、いわゆるショアから釣れる魚の数はおろか、あたりすらも渋くなってしまうことを言います。
どうして夏枯れで魚が釣れなくなってしまうの?
それは水温が深く関係してるんだよ。多くのお魚は水温が高くなると、より水温の低い深部、いわば沖へ出ていってしまうんだ。これによってショアから釣れる魚の数が減ってしまうんだよ。
そんな夏枯れですが、最近では「釣れないことに対する言い訳だ」、「 実際夏枯れでも全然今まで通り釣れる」という意見も出てきています。
次の章では、夏枯れに対する反対意見に対して、夏枯れは本当にあるのか否かについて解説していきます✨
夏枯れって本当にあるの?
さて、先程ご紹介いた夏枯れが本当なのかどうかですが、
結論から言うと、今まで釣れていた魚が釣れにくくなるという点では本当です。
夏枯れによって、これまで岸付近が適温としていたお魚さんは、今まで棲みついていた場所の水温を求め、温まってしまった浅瀬から水温の低い沖へと移動します。
もう少し分かりやすく説明しますので、以下の図をご覧ください(自作のため低クオリティ💧)
岸から投げ釣りをする際、水温17度を適温とする魚が釣れるとします。しかし、この図のように水温が6~7℃上がるとどうでしょう。
今まで岸付近で潜んでいたお魚さんは、今までの適温とする水温を求め、岸から離れたより水温の低い深部へと移動してしまいます。
これが、今まで釣れていた魚が釣れにくくなってしまう「夏枯れ」のメカニズムです🐟
しかし、夏枯れだからといって魚が全く釣れにくくなるというわけではなく、
水温が高くなる夏場だからこそ釣れやすくなる魚もいます。ここからは、夏枯れシーズンでも釣れやすい魚を一覧形式でご紹介していきます。
夏枯れシーズンでも釣れる魚一覧
今まさに夏枯れの時期であり、釣果に悩む方もいるはず。ここでは、夏枯れの今だからこそ釣れやすい魚をご紹介していきますので、今まで狙っていた魚は一旦お休みして、新たなお魚を狙って釣りをしてみてください。
夏枯れシーズンに釣れる魚①青物(イワシ、サバ、ブリなど)
北海道の夏の魚と言えばやはり青物!
北海道の岸からは主に、フクラギやサバ、イワシなどが狙えます。特に、フクラギは走りが速くかつ引きが強いため釣り人の中でもかなり人気のあるお魚さんです🎣
なんでイワシとかサバを青物って呼ぶの?
いい質問だね!青物とは、サバやイワシ、ブリなど背中が青い色をしたお魚のことを言うよ。泳ぎが他の魚よりも素早いため、釣り人の中でもかなり人気のターゲットなんだ!
北海道では、フクラギやサバ、イワシなどといった青物が広範囲で釣れるので、一度投げ釣りから青物を狙ったサビキ釣りへ変えてみてはいかがでしょう🤔
余談ですが、函館など道南地方ではちらほらとアジが釣れているのようです。本州で釣れる魚というイメージがありましたが、温暖化が関係しているのでしょうか、、
夏枯れシーズンに釣れる魚②ロックフィッシュ
小さいサイズでもパワフル感あふれる引きが最大の魅力であるロックフィッシュ
特にアブラコ(アイナメ)は、最大60cmまで成長し、しっとりとしてどこか上品さを感じさせる白身の味が超人気!⭐
アブラコやソイなどといった岩礁地帯を好むロックフィッシュが適温とする水温は10度程度とかなり低めですが、北海道では夏枯れ関係なしにショアからでも一年中狙えます。
ちなみに、ロックフィッシュの釣り方ですが、イソメを使用した投げ釣りや穴釣り、ルアー釣りでも狙えますが、テトラの穴にブラクリなどの仕掛けを落とす穴釣りは、特にロックフィッシュが釣りやすいので、初心者の方にもおすすめ✨
夏枯れシーズンに釣れる魚③サケ類
海のお魚さんではありませんが、渓流釣りといえばやはりサケ!
実は、夏枯れがうたわれ、釣り人たちの休憩期間となってしまった今、夏だけに特にサケがアツいんです。サケと言ってもカラフトマスやアキアジ、ニジマスなど様々なお魚さんがいますが、どれも今がねらい目🔥
ちなみに、「サケ」と「マス」の違いですが、結論から言うと明確な違いはありません。市場では、「トラウトサーモン」などがありますが、どちらも同じような意味を指すので、ちょっと意味が不明、、
特に、アキアジに関しては釣り人の態度が悪いのなんの。提供者様の報告によれば、川を見ていただけでガンを飛ばされたり、喧嘩腰に色々問われたりするようです。
サケ類がアツいからこそ、商売目的の方もおおくいらっしゃるので、初心者の方は少し離れた場所で釣ることをおすすめします💧
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット5選
それでは、先程ご紹介したお魚さんを狙える北海道のおすすめスポットを5つご紹介していきます。どの釣り場も、最近ロックフィッシュ、青物、サケ類が釣れたという報告のあったスポットなので、次の休暇にでも足を運んでみてください!
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット①石狩樽川埠頭
石狩樽川ふ頭では、今まさにサバのシーズン!
サイズは15~20cmと少々小柄なサイズですが、一度に3.4匹くらいついてくるほどよく釣れる🔥
サバが常時入れ食い状態ゆえに、今の時期だとサビキをする釣り人でいっぱいになり、場所がそもそも空いていないこともしばしば、、
ちなみに、時期はまだ先ですが、岸側のボトムにて投げ釣りをしていると、20cmのハゼが付いてくるので、サビキをしながらちょい釣りをしてみるのも良いかもしれません👍
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット②ウトロ漁港
羅臼岳付近にあるウトロ漁港では、今カラフトマスがアツい!🔥
今年もカラフトマスの群れがすごく、良型のカラフトマスがかなり釣れるようです。
カラフトマスは、毎年7月から釣れ始め、10月ごろにシーズンを終えてしまいますが、特に8月から9月がベストシーズン!トップシーズン的にはそろそろ幕切れの時期なので、カラフトマスを狙いに行くなら今がチャンス✨
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット③積丹郡神威岬
知る人ぞ知るフクラギが狙える好ポイント!
今の時期ですと、フクラギがかなり回遊しており、回遊が来れば何らかの反応は見せてくれます。
さらに、サビキではサバやウミタナゴ、ガヤなど色んなお魚さんが釣れるので、釣りをフルに楽しめるかと!家族連れで一緒に積丹の海を見ながら釣りを楽しむのも良いですね👨👩👧
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット④小樽南防波堤
根魚が釣れるスポットと言えば小樽の南防波堤がとくに有名!
ロックフィッシュの中でも特にガヤがうるさいほど釣れる釣れる🎣
YouTubeにて、小樽南防波堤の海中映像が載せられていましたが、
たまにソイやアブラコが混じるものの、まるでガヤのカーテンですね😂
ガヤでも煮つけにすれば、コリコリとした触感がたまらない美味なお魚さんですし、根魚ゆえのパワフルな引きが楽しめるので、一度ガヤやアブラコ、ソイを狙いに足を運んでみてはどうでしょう🚘
夏枯れシーズンにおすすめの北海道おすすめ釣り場スポット⑤勇払郡浜厚真漁港
30~40cmのフクラギが釣れやすい釣り場スポットです✨
こちらのスポットもかなりの数のフクラギが回遊しているので、アタリの数はもちろん、釣果もかなり期待できます。狙うポイントとしては、ボトムと海面のちょうど中間あたりがねらい目!
ちなみに、サビキ釣りではそこそこ良いフクラギ並みのサイズのサバが狙えます。どちらも食卓によく並ぶような超美味のお魚さんなので、夜ご飯代わりにフクラギとサバを釣ってみてはいかがでしょう🤔
夏枯れ時期に釣れる魚と釣り場スポットまとめ
さて、今回は夏枯れである今の時期でも狙えるお魚さんと、そのお魚を狙える好ポイントをご紹介しましたが、狙いたいお魚さんは見つかりましたか?
どのお魚さんも、釣りごたえはもちろん、味も美味なものばかりなので、夏枯れの時期だからこそ狙ってみては?!✨
個人的なおすすめポイントですが、、
やはり「積丹郡神威岬」ですね!!
なんといっても、フクラギや海タナゴ、サバなど様々なお魚さんが釣れることが最大の魅力ですし、「積丹ブルー」と呼ばれる積丹の深い青色をした海を一望できるので、いつもよりリラックスしながら釣りができること間違いなし!
家族連れでもお一人でも楽しめるポイントなので、夏枯れの時期だからこそ今、実際に訪れてみてください⭐
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